拠点概要
21COE活動実績
材料系21世紀COEプログラム「産業化を目指したナノ材料開拓と人材育成」の活動実績
拠点リーダーを含め、本教育研究拠点の多くの事業推進担当者は、東工大・大学院の物質・材料系4専攻による部局を超えた横断的グループからなる、材料系21世紀COEプログラム「産業化を目指したナノ材料開拓と人材育成」(拠点リーダー:細野秀雄)の担当者として、5年間(2002-2006)にわたり新しい研究・教育プログラムの展開と材料科学の国際研究・教育拠点の構築を目的として果敢に挑戦してきた。その結果、中間評価では高い評価(Aランク評価)を受けることができた。
東工大材料系21世紀COEの実績1(教育)
新博士(スーパードクター)教育コースの立ち上げと展開
1. プロジェクトマネージング(PM)コース
(1) 研究プロジェクトのマネージング
(2) 起業のためのビジネスセンス
(3) コミュケーション能力などの教育
- 少人数の寺子屋式教育と演習
- 実践的事業戦略:事業計画発表会の開催
2. ナノマテリアルイニシアチブ(NI)コース
「強い者をより強く!」少数精鋭(10%)に手厚く補助
- 海外長期滞在(例:ベル研6ヶ月)の実施
- 学生の国際会議参加や研究室訪問の支援 2006年度実績:26名
東工大材料系21世紀COEの実績2(研究)
- 主要雑誌に掲載された原著論文数:
Nature (3), Science (3), PRL (8), Angew. Chem. (78), JACS (14), Nature Mater. (1), Adv. Mater. (68)
透明トランジスタ、有機サイリスタ、人工超格子リラクサー、液晶光ダイオード、バナナ形液晶ディスプレイ
- 特許数:国内〜100件/年、国際〜14件/年
- 国際フォーラムの開催
- 先進ナノマテリアル研究センターの創設
- 研究紹介ビデオ(日本語、英語)の作製
- 英文成果本、Nanomaterials - from Research to Applications- (Elsevier, Oxford, 2006)の出版
このプロジェクトで顕著な成果のあった課題を中心に産業化に具体的に踏み込んだ組織横断的な「先進ナノマテリアル研究センター」を創設することができた。
21COEの成果報告書
平成14年度採択拠点事業結果報告書