WWW を検索 サイト内を検索

トップページ > 1年次のみなさんへ > 卒業後の進路

卒業後の進路


概要

学部卒業時の当学科の進路状況は、毎年90%以上が大学院に進学します。
これは、高分子工学科の学生の多くが就職後も研究開発部門への配属を望むため、学位(修士、博士)取得を目指すからです。進学者の多くは、高分子工学科の教員が所属する理工学研究科有機・高分子物質専攻と物質科学専攻に進みますが、総合理工学研究科(すずかけ台キャンパス)にも高分子関係の研究をしている研究室がいくつか存在し、毎年数名の学生が進学しています。さらに、大学院の修士課程を修了した学生の内、毎年5〜10名がさらに勉学を続け研究のリーダーとなるため博士課程へと進学します。

次に、学部卒業者、大学院修了者の就職先を見てみましょう(下記参照)。
卒業生全体の就職先は、やはり製造業、特に化学系が多くなっています。これは化学関係の企業のほとんどすべてが高分子と深い関わりを持っているためです。
高分子工学科卒業だからといって、就職先が高分子関係に限定されるようなことは決してありません。なぜならば、現在ほとんどすべての製造業で高分子材料の研究がなされており、高分子を扱うことのできる技術者や研究者は、製造業全体に大きな需要があるためです。
学部4年や修士課程では研究が忙しいため、学部2、3年ほど自由にアルバイトができない場合があります。これに対して、東工大の高分子工学科に求人を出している企業の中には、学部4年生や修士学生を対象にした奨学生の募集を行っているところも多く、毎年数名の学生がこれら企業からの奨学金を受け取り、熱心に研究に取り組んでいます(下記参照)。

最近5年間の学部・大学院卒業生の就職先(五十音順、括弧内人数)

◇学部卒業生

【化学系】岩城製薬(1)
【サービス業等】DIAM(1)・キーポート・ソリューションズ(1)

◇修士課程卒業生

【化学系】旭化成(1)・旭化成イーマテリアル(1)・旭化成せんい(1)・旭硝子(3)・旭電化工業(1)・ADK(1)・NOK(1)・大阪有機化学工業(1)・花王(3)・カネカ(1)・共同印刷(1)・キョーラク(1)・クラレ(2)・興和(1)・三洋化成工業(1)・JSR(3)・ジャパンエナジ ー(1)・昭和電工(2)・信越化学工業(2)・新日鐵化学(1)・新日本石油(4)・住友化学(4)・住友ベークライト(2)・綜研化学(1)・ソマール(1)・大日精化工業(1)・DIC(5)・大日本印刷(4)・帝人(2)・帝人テクノプロダクツ(1)・テルモ(1)・東陶機器(2)・東洋イ ンキ製造(3)・東洋製罐(1)・東レ(2)・凸版印刷(3)・トリンプインターナショナルジャパン(1)・日本ゼオン(1)・日立製作所(2)・BASFジャパン(1)・富士フイルム(8)・ブリヂストン(3)・三井化学(4)・三菱化学(3)・三菱ガス化学(3)・三菱レイヨン(1)・リンテック(2)
【その他の製造業】キャノン(3)・サントリー(1)・ソニー(2)・東芝(4)・日東電工(2)・日本電気(1)・パナソニック電工(1)・富士ゼロックス(2)・三菱電機(1)・リコー(1) ・理想科学工業(1)
【サービス業等】アクセンチュア(1)・アビームコンサルティング(1)・IBMビジネスコンサルティングサービス(1)・全日空(1)・電通(1)・東京急行電鉄(1)・長瀬産業(1)・みずほ銀行(1)

◇博士課程修了生

航空自衛隊(1)・価値総合研究所(1)・JSR(1)・城北学園高等学校(1)・住友化学(4)・信越化学工業(1)・セイコーエプソン(1)・セントラル硝子(1)・綜研化学(1)・大日本印刷(1)・電気化学工業(1)・東曹通商(1)・東洋製罐(1)・トリケミカル研究所(1)・日産アーク(1)・日東電工(3)・富士フイルム(1)・三井化学(1)・三菱化学(1)・三井金属(1)・三菱レイヨン(1)・東京工業大学(1)・東京農工大学(1)・名古屋工業大学(1)・大阪歯科大学(1)・九州大学博士研究員(1)・東京大学博士研究員(1)・東京工業大学博士研究員(2)・日本学術振興会特別研究員(2)・産業技術総合研究所博士研究員(2)・科学技術振興機構研究員(1)・高エネ研物質構造科学研究所博士研究員(1)・米国博士研究員(2)・フランス博士研究員(1)

奨学金制度を設けている会社

高分子工学科に募集連絡のあった会社、平成17〜21年

クラレ・三洋化成工業・JSR・新日鐵化学・住友化学・住友ベークライト・東レ・トクヤマ・日立化成工業・富士フイルム・古河電気工業・ポリプラスチックス・三菱ガス化学・三菱レイヨン