大学院理工学研究科 有機・高分子物質専攻
助教授 石川  謙
専門分野: 有機光電機能材料、有機薄膜成長、分光学
キーワード: 有機半導体、光機能性デバイス、配向制御、液晶
homepage: http://www.op.titech.ac.jp/lab/Take-Ishi/html/ki/
電子メール: iken@o.cc.titech.ac.jp
電話: 03-5734-2437 Fax:03-5734-2876
 現在の研究内容と目指すもの
 通常の有機物は絶縁体であり、これまでは光電子材料としてはあまり用いられてきませんでした。しかし、分子単体での電子スイッチ機能など、現在の無機半導体デバイスを凌駕するデバイス構築の可能性が示唆されたことから、有機半導体の研究開発が活発になっています。本研究グループではこれまで有機分子を扱ってきた経験から、大きな異方性を有する有機分子を用いた高機能デバイス構築には配向制御が重要な役割を持っているという認識に基づき、有機物の配向制御と配向制御された薄膜を用いたデバイス構築を行っています。さらに、構築したデバイスの評価を行うために必要となる新しい分光手法の開拓を併せて行っています。
 遂行する研究テーマ
1.結晶性基板上での有機半導体分子のMBE成長
2.ラビング法による配向薄膜作製技術開発
3.高配向薄膜を用いた有機デバイス作製
4.自己組織性材料を用いた機能デバイス構築
5.新規分光手法の開拓
格子ミスフィット制御によるバナジルフタロシアニン
薄膜の2次元成長化とドメイン品質向上
透明単結晶導電性基板上へのバナジルフタロシアニンの2次元成長(上)と単分子ステップの確認(右上)
バナジルフタロシアニンを活性層とした有機トランジスタの構造(右)
ポリジアセチレン配向薄膜を用いたホログラフィック偏光分離素子の作製(左)と分離特性の測定結果(上)