高分子科学講座

高分子合成分野 石曽根 研究室

研究室の紹介

 石曽根研究室は、平成11年度にスタートした研究室です。平成15年度は、博士が4人(留学生、社会人博士含む)、修士が5名、学部生が2名という構成です。皆さんと一緒に研究できる日を楽しみにしています。

研究目的

 世の中には水に溶ける高分子もあれば、水に溶けず油と仲の良い高分子もあります。また、室温で堅い高分子もあれば、軟らかい高分子もあります。こうした高分子の示す性質はその分子構造とどのような関係にあるのか。興味ある性質、さらには機能を発現するには、どのような構造を持つ高分子を設計し合成していけば良いのか。そのような疑問に自問自答しながら、魅力ある新しい高分子を設計し合成していくことが、私たちの研究室の研究目的であり楽しみです。いつの日にか自分の作り出した新規の高分子が、思わぬ性質、機能を発現して世の中で認められ、実際の材料として使われることを夢見て研究を進めていこうと考えています

 研究テーマ

  1) 剛直な主鎖構造を有するポリアダマンタンの合成

  2) 極性モノマー類のアニオン重合における重合制御

  3) 官能基を有する新規反応性モノマー類のアニオン重合

 現在の主要研究テーマは以上の通りです。具体的には、ダイヤモンドの基本骨格とも見なせるアダマンタンという脂環式化合物をつなぎ合わせた新規高分子の合成を行っています。また、様々な極性モノマーのアニオン重合に焦点を当て、付加重合において生成ポリマーの構造制御はどこまで可能であるか挑戦しています。さらに特殊な性質を発現する官能基やヘテロ環を有する新規モノマーの重合反応を検討し、生成ポリマーの構造や機能を明らかにしていきたいと考えています。有機合成や高分子合成に興味を持つ、熱意ある学生の研究への参加を待っています。